12/14（日）南多摩覆蓋Gで行われた『2025年度第9回TOMAS東京都U-9サッカー交流第11ブロック大会』決勝トーナメントの結果をお知らせします。

■準々決勝
TK SPERARE 0-3 町田大蔵FC
■5位・7位決定戦
TK SPERARE 3-5 本町田FC

この日は試合当日にインフルエンザで1人欠場となり12人で臨みました。生憎の雨模様でしたが、中央大会進出に向けて最後の戦いに挑みます。

準々決勝のお相手は町田大蔵FCさん。残念ながら足元の技術、キックの精度、守備の強度全てにおいて相手が上回っていました。特にディフェンスラインでボールを持った時に、相手プレスにハメられることが多く、徹底してそこを突かれました。前半6分、そのディフェンスラインへのプレスによるプレッシャーで雑になってしまったパスを高い位置でインターセプトされ、DF3人ほど引き付けられて中のフリーの選手に出されキレイにやられて失点。前半12分、相手のスピードに乗ったドリブルを誰も止めることが出来ず、CBがたまらずファウル。決定機阻止ということでイエローカードをもらうことに。ペナルティエリアすぐ外の正面からのFK。強烈なシュートを直接決められ更に失点。GKも横に跳んで手に触れたものの勢いに負けてしまいました。後半に入っても相手のペースで試合は進み守備に追われる時間が多くなりました。少ないチャンスを迎えた時もしっかりケアされて、奪われたところからの人数をかけたプレスも上手くいなされてボールを奪い返せず。段々とディフェンスラインも下がり気味に。後半6分、ディフェンスラインが下がり気味となり、中盤のプレスが弱くなってきたところをフリーの状態でロングシュートを打たれて3失点目。センターサークル付近からの遠目からのシュートでしたが、ゴール内にしっかりとコントロールされ決められてしまいました。この後も終始攻められる展開。DFもイエローカードをもらった影響か消極的な守備に終始し、余裕があるときも繋ごうとする意識はなく蹴りだすだけの悪い癖が出てしまいました。単発でY君、H君の個人技で相手陣内に進入するも、チャンスを作るまでには至らずこのまま試合終了。完敗でした。

5位・7位決定戦は本町田FCさん。勝っても負けても最後の試合。今持ってるものを全て出し切って来るようにと送り出しました。体格に勝る相手のボールキープからなかなかボールを奪えず守備に追われる展開が続く展開。前半7分、相手FWの緩急のついたドリブルで中に切り込まれCBが足だけの守備となり引っかけてしまいPKを取られる。失点。前半8分、失点からまたディフェンスラインが下がり気味となり、フリー状態でミドルシュートを打たれてしまい立て続けに失点。前半13分、中盤でY君がボールを奪い左サイドのA君へ展開。縦に突っかけると見せかけて相手DFのギャップを突いたH君へのスルーパスが決まり、GKとの一対一を制して1点を返しました。前半15分、センターサークル付近からのFKでゴール前へのロングボールがDFのミスキックでゴール前フリーのH君に転がりしっかり決めきって同点に。点の取り合いとなった前半でしたが、後半になってもノーガード打ち合いのような試合展開となります。後半5分、相手CKからファーサイドに位置してた選手にうまく合わされ失点。ファーサイドまでボールが届くと思っていなかったのか、完全にノーマークの状態で決められました。後半7分、左サイドからのスローインをY君がうまく体を流してゴール正面まで運び、しっかりゴール右スミにコントロールしたシュートが決まり3-3の同点に。しかし後半9分、3失点目と全く同じ状況からの失点。相手CKからファーサイドの選手が走りこんでのヘディングを決められ、これもノーマーク状態。後半ラスト5分、左サイドのA君から立て続けにチャンスを作っていきます。左サイドのA君がラインギリギリを単独で縦突破し、中へ折り返すも誰もエリア内まで走りこめていなくて合わせられず。Y君からA君へ繋ぎ縦突破と見せかけて中にカットイン。相手DF2人を交わしてシュート・・・のところで中に位置していたH君と交錯してしまいシュートは打てず。センターラインからA君がスピードを生かしたドリブルで相手DFを振り切り、中のH君への折り返し、さらに大外に走りこんでいたドフリーのS君へ繋ぎ押し込むだけ・・・のところが惜しくもゴール右へ外れる。このチャンスで得点を奪えなかったことが響いたのか、前線選手の体力が尽きてしまった試合終了間際に相手の個人技で中央突破を許してしまい5失点目。結局ベスト8という結果で今大会は終了となりました。

とても悔しい2連敗という結果となりましたが、今持っている力は出し切ってのこの結果のように思います。課題はいろいろとありますが、特にセットプレー時の守備については大きな課題となって残りました。相手のマークの付き方など完全に忘れているようなので、再教育が必要そうです。また、ここまで難しい状況でも繋いでいくサッカーを積み上げてきたのに、押し込まれる展開が続いたこの日は、余裕がある時にも安易に蹴りだすだけのサッカーになってしまったのは残念でした。それでもベスト8まで勝ち上がり、強いチームと対戦できたことはとても貴重な経験だったと思います。この経験を無駄にせず、課題を見つめ直しながらまた次に向けて精進していきます。ここまでの熱い応援ありがとうございました。

TKスペラーレではメンバーを大募集中。一緒にサッカーやりませんか？随時体験出来ますのでぜひグランドに遊びに来てください。お問い合わせはこちらから！